老人ホームの存在意義

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民間施設にも利点はたくさんあります

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは、特定施設入居者生活介護と呼ばれるサービスを提供する認可を受けて初めて運営することが出来ます。 介護を受けることが可能ですが、入居者の介護度に応じてサービスが受けられます。 入居対象も自立~要介護5までと幅広く、認知症の方も入居できることが一番の特徴です。
施設には要介護者のみが入居できる「介護専用型」と自立・要支援と要介護の方を対象にした「混合型」、身の回りのことが自分でできる状態の方のみが対象の「自立型」があるので注意が必要です。 施設によっては看取りなどの幅広いサービスが受けられます。
皆さんが想像する一般的な「老人ホーム」は介護付き有料老人ホームのことだと思います。

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームは自立~要介護5まで幅広く入居が可能ですが、介護付き有料老人ホームとは違い、施設からの介護サービスは提供されていません。 介護サービスを受ける場合には、在宅介護同様、入居者自身がケアマネージャーやホームヘルパーと個別契約を結ぶこととなります。
認知症の方は入居できないという点が、介護付き有料老人ホームとの一番の違いとなります。
最大の魅力は、レクリエーションやイベントなどが充実している施設がとても多いです。 また、介護サービスを受ける際、入居者がスムーズに契約ができるよう、デイサービスや訪問介護事業所などが併設されている施設も少なくないです。 従って、施設によっては介護付き有料老人ホームと変わらない介護体制が整えられていることもあります。

サービス付き高齢者向け住宅

高齢者向けの賃貸住宅のことで、民間施設のわりに入居費用が安めなことが魅力となります。 自立~要介護2までの方の受け入れが可能で、日中は医療・介護の有資格者がスタッフとして常駐しているので、安否確認やさまざまな生活サービスを受けることが出来ます。
建物はバリアフリー対応となっており、個室は原則として25㎡以上、廊下幅78cmなど細かい規定があり、運営している会社は建設時に必ず都道府県に申請し、登録を行っています。
サービス付き高齢者向け住宅にも自立~軽介護度の方に適した「一般型」と、厚生労働省の定める特定施設の指定を受けている「介護型」があります。

グループホーム

グループホームとは”認知症の高齢者専門”の施設となります。 専門スタッフの援助を受けつつ、5~9人程度のユニットで共同生活をします。
グループホームでは、それぞれの入居者の能力に応じて、料理や掃除などの家事を役割分担しながら暮らしていくのがその他の老人ホーム・介護施設と大きく異なってきます。 また、入居対象も限定されており「65歳以上の高齢者で、要支援2~要介護5までの認定を受けている」「医師に認知症の診断を受けた」「集団生活を営むことに支障がない」「同一市町村に住民票のある」方のみが入居対象となります。
認知症の方は、新しく物事を認識したりするのが難しいので、「家庭にできるだけ近い環境で、地域社会に溶け込んで生活をする」ことを目的としているので、安心して暮らしやすい環境となっています。

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