老人ホームの存在意義

公的施設を利用する

トップ > 公的施設

公的施設の種類と特徴

ケアハウス

ケアハウスとは、主に低所得の独居生活の高齢者対象の施設です。 一般型・介護型の種類があり、月に掛かる入居費用も低めに設定されているため、安心して入居することが出来ます。
一般型・介護型共に入居者には個室が与えられるため、プライバシーも守られています。
また、介護型に入居している場合は介護度が上がっても退去する必要がないので、長く住み続けられるというメリットがあります。 栄養バランスが考えられた食事が3食きちんと提供されるので、自分自身で食事を作る手間が省ける、家族の方も包丁を持たせたり火を使わせるという不安も減ります。
一般型は介護型に比べて費用が安い分、介護度が上がると退去しなくてはならないと言うデメリットがあります。
ケアハウスはとても人気なため、希望しても入居できるとは限らないという点もデメリットと言えるでしょう。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、要介護3以上の方が入居対象となる施設のことです。 要介護3とは「立ち上がりや歩行、食事、排泄、入浴の際に全面的な介助が必要」であることです。 要介護1・2では”部分的な介助が必要”となるため、要介護3の方は常時誰かの見守りが必要であることとなります。
自宅で同居している家族が要介護3となってしまった場合、全てを家庭内でカバーするのは時間的にも体力的にも限界が生じてしまうため、施設へ入居して24時間体制で介護課サポートを受けることが望ましいと思います。
費用が安い反面、やはり人気が高く数か月ほど入居するまでに待たなくてはならない場合もあります。

介護老人保健施設

介護老人保健施設とは、在宅復帰を目指したリハビリを行う施設のことで、病状が安定していて入院治療の必要がない要介護1以上の方が入居対象となります。 医療的ケアやリハビリが受けられ、要介護度も1~5までと幅広く入居できるため人気ですが、特別養護老人ホームと比べると入居待ちは少ないでしょう。
在宅復帰を目的としているため、ケアプランに沿った介護や、リハビリが充実しているのも特徴と言えます。 また、3か月ごとに在宅復帰が出来る状態かも検討しています。
家庭への復帰を目的としたリハビリが主となるため、レクリエーションのような楽しみやリラックスできる自由時間は少なくなってしまいます。
在宅介護の準備が整うまでの一時できな居住場所や、老人ホームを探す間の一時的な居住場所として活用している方も多いようです。

CONTENTS

ページのトップへ戻る